No.018 ビタミン

よく耳にする栄養素ビタミン
小学校の家庭科で一度は習ったはずの栄養素ですね。

けど、ビタミンAやら、Cやら、B2やら。
なにやらたくさん種類がある奥深い栄養素です。

では、どんな種類があるか調べてみましょう。
( )内はそのビタミンの物質名。太字は重要なビタミンを示してます。

ビタミンA1(レチノール)
ビタミンA2(デヒドロレチノール)
ビタミンB1
(チアミン)
ビタミンB2(リボフラビン)
ビタミンB3ナイアシン)(ニコチン酸)(ニコチン酸アミド)
ビタミンB4(リボフラビンとピリドキシンの混合物)(アルギニンとグリシンの混合物)
ビタミンB5パントテン酸)(パンテノール)
ビタミンB6(ピリドキシン)
ビタミンB7(米の因子)
ビタミンB8
ビタミンB9
ビタミンB10(ビタミンM(葉酸)とビタミンB12の混合物)
ビタミンB11(ビタミンM(葉酸)とビタミンB12の混合物)
ビタミンB12(コバラミン)
ビタミンB13(オロチン酸)
ビタミンB14(チオクト酸混合物)
ビタミンB15(パンガム酸)
ビタミンB17(レートリル)※B17以降もありますが、他の栄養素と同じものを指すか、あまり重要でないかのどちらかです。
ビタミンC1(アスコルビン酸)
ビタミンC2(ビタミンJ)
ビタミンD(カルシフェロール)(ビオステロール)(エルゴステロール)
ビタミンEα-トコフェロール)
ビタミンF(リノール酸、α-リノレン酸、アラキドン酸)
ビタミンG(リボフラビン)
ビタミンH(ビオチン)
ビタミンI(米の因子)
ビタミンJ(ビタミンC2)
ビタミンK(フィロキノン)(メナキノン)(メナジオン)
ビタミンL1(アデニルチオメチルペントース)
ビタミンL2(アントラニル酸)
ビタミンM葉酸※ビタミンN・Oは確認されていません
ビタミンP(ルチンなど)
ビタミンQ(ユビキノンなど)
ビタミンR葉酸
ビタミンSビオシン
ビタミンT
ビタミンU(メチルメチオニン)
ビタミンV(ジホスホピリジンヌクレオチドか、ニコチンアミド補酵素)
ビタミンWビオシン
ビタミンXビオシン
ビタミンY(ピリドキシン)※ビタミンZは確認されていません

ビタミンBは種類がたくさんあり、B17以降も存在しているようです。

同じ物質を示しているものは・・・。
ビタミンB2=ビタミンG
ビタミンB7=ビタミンI
ビタミンC2=ビタミンJ
ビタミンM=ビタミンR
ビタミンB6=ビタミンY
ビタミンH=ビタミンS=ビタミンW=ビタミンX

同じ物質を指しているものを一つにまとめると・・・。
確認されたビタミンは31種類以上ということになります。
しかし、実際にはビタミンは13種類しかありません。

では、ビタミンと名の付く他の化合物は何かというと、
「ビタミンだと思われていたが実はビタミンでなかったもの」なのです。

ビタミンの定義は、
微量で体内の代謝に重要な働きをしているが体内で作ることができない化合物

その定義に当てはまるのは、
ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、葉酸、ナイアシン、ビオシン、パントテン酸
の13種類だけです。
これらは、大きく脂溶性ビタミン(A、D、E、K)と水溶性ビタミン(それ以外)に分けられます。

since 2003/6/28
2005/2/8 来羅;さんの情報により、一部のビタミンを追加。ビタミンは13種類だけだということについて記述。

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