No.047 クローバーの神秘

私が小さい頃はよく草花とたわむれたものです。
この前、机の引出しの中に怪しげな物質が入っていたので何かと思ったら、
幼稚園のときに見つけた四つ葉のクローバーでした。

すごいです。1994年のものです。葉緑素が抜けきってます(笑)

というわけで今回はクローバーについて見聞録を書こうと思いました。
まずは、クローバーとは何か??
それはシロツメクサのことです。アカツメクサもクローバーと呼ばれます。
マメ科の植物で子葉は三枚です。

つまり、普通のクローバーの葉は3枚。すなわち、三つ葉のクローバーです。

そもそも、シロツメクサは江戸時代にオランダから輸入されたガラス製品を保護するために、
箱の中にクッションのように詰められた草です。一番初めに詰められたのは1846年のことです。
詰められた草だから、シロツメクサと呼ばれるようになったんですね。

さて、四つ葉のクローバーといったら、思い浮かぶのが「幸福」です。
四つ葉のクローバーを見つけたら幸せになれるという話が有名です。
では、なぜ幸福なのか??
それは、珍しいという理由もありますが、十字架に似ているからだとか。

アメリカの花言葉では、四つ葉のクローバーのそれぞれの葉に意味があります。

ところで、三つ葉のクローバにも意味があります。
あれは、キリスト教の三位一体を表わしているとか。

この三つ葉のクローバー。実はアイルランドの国花なのはご存知でしたか?
『アイルランドの守護聖人パトリックは433年にキリスト教の最初の布教者としてアイルランドに渡りました。
そこで三位一体の教えをクローバーを例えにして説いた』という伝説があります。

『父と子と聖霊が三にして一であるのは、このクローバーが3枚の葉をもちながら1本の柄に連なっているのと同じだ』
と、パトリックは説いたらしいです。

他にも、五つ葉のクローバー、六つ葉のクローバー、七つ葉のクローバーもあるそうです。
私は、五つ葉のクローバーは見つけたことがあります。
それぞれのクローバーにも意味があります。

五つ葉のクローバー…金銭に関する幸運
六つ葉のクローバー…地位・名声に関する幸運
七つ葉のクローバー…最大の幸運

実は九つ葉までありますが、特に意味はこめられていません。

それにしても、なぜこのような三つ葉以上のものがあるのか?
これは、クローバーの葉が踏みつけらたりすることによって成長点が傷つけられて、葉の枚数が増えるといわれています。
遺伝によるものだという説もあります。

そういや、トランプにもクローバーがありますよね。
トランプのマークにも意味があります。

スペード…剣を表わしている(王族・軍)
ハート…盃を表わしている(僧職)
ダイヤ…貨幣を表わしている(商人)

中世ヨーロッパの役職を表わしています。
ここで疑問に思った方もいるでしょう。
クローバーだけ植物だ。

実は、クローバーというのは間違っています。正しくはクラブです。
クラブ…棍棒を表わしている(農民)

さて、クローバーは幸福の象徴だということがわかりました。
しかし、私はその幸福の象徴をこんなに茶色くしちゃいました(汗)
これでは、逆に不幸になる予感がするので、鏡餅にのせてみました。

完璧です。これでハッピー♪
みなさんも、クローバーは粗末に扱わないようにしましょう。

since 2004/2/14

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