No.013 カタツムリの呼び名が多いのはなぜ?
●M@Nさんの疑問
カタツムリ・デンデンムシ・マイマイなどのたくさんの呼び方があるのはなぜ?
●フレッシュワーズの回答
もともとの名はカタツムリ(蝸牛)です。
これをもとにたくさんの呼び名ができています。
まずは、カタツムリがマイマイ目に属することから、
マイマイ(舞舞)と呼ばれます。また、巻き貝のことを表す「螺」をつけて、
マイマイツブリ(舞舞螺)とも呼びます。
これがなまったもので、マイマイツブラやマイマイツブロとも言います。
また、殻の中にこもってるので「出ろ出ろ虫」からデデムシとも呼ばれます。
デデムシがなまって、デンデンムシ(蝸牛)とも呼ばれます。
ここまでは、広辞苑に載っている代表的な呼び名ですが、
その他にもさまざまな地方でいろいろな呼び方がされてます。
例えば、ツンナメと呼ぶ地域もあります。
由来は目を突き出すの「突く」が転じて「つん」。ぬるぬるしていることを表す「滑(なめ)」。
ここで紹介したほかにもさまざまな呼び方があります。
カタツムリは昔から生きていて、さまざまな人に親しまれてきた生き物です。
種類は日本では約700種です。そんなに多いと人々が勝手に呼び名をつけたりします。
それが口から口へと伝わっていき、その地方に呼び名として定着したので、こんなにたくさんの呼び方があるのです。
since 2003/6/5