No.017 スイカに塩をかけるとなぜ甘い?

M@Nさんの疑問
 夏の風物詩、スイカ。
 塩をかけると甘くなりますが、
 なぜ、しょっぱい塩をかけて甘くなるのでしょうか?

フレッシュワーズの回答
 人間の舌にはそれぞれ味覚を感じる部分があります。
 そして、
甘さより先に塩辛さを感じます
 だから、先に食塩の塩辛さを感じて、そのあとスイカの甘さを感じると、
 塩辛さのあとなので、甘さがいつもよりひきたてられて
より甘く感じます
 なので、スイカは甘くはならず、甘く感じるだけです。

 ちなみに、舌が感じれる味覚は甘い、すっぱい、塩辛い、苦いの4つだけだそうです。
 辛さと渋さは、舌が感じる味覚ではなく、触覚と痛覚が合わさってわかるものです。
 辛さや渋さは食べてから少し遅れて感じるのは、触覚と痛覚が合わさるまで少し時間がかかるからです。

 また、アメリカのビーブとワッデルという2人の学者によって、味の強さを表す方法もつくられました。
 単位は「ガスト」です。コーラならば、甘さ11.2ガスト、苦さ2.2ガスト、塩辛さ1.3ガスト、すっぱさ5ガスト。
 味覚の合計が50ガストを超える食品を食べると、具合悪くなります。

k-borgさんの回答
 舌が感じれる味覚は、甘い、すっぱい、塩辛い、苦いの4つだけという表記がありますが、
 もう一つ、『うまみ』という味覚があるそうです。
 昆布とかのダシがそれに該当するそうで、下記のページにて解説されてます。
 参考 『日本うま味調味料協会』-うま味辞典- 閉鎖
 なんと海外でも「UMAMI」と表記されるそうです。

since 2003/6/12
2004/7/2 k-borgさんの回答を追加
2006/4/29 リンク切れを確認

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