No.017 スイカに塩をかけるとなぜ甘い?
●M@Nさんの疑問
夏の風物詩、スイカ。
塩をかけると甘くなりますが、
なぜ、しょっぱい塩をかけて甘くなるのでしょうか?
●フレッシュワーズの回答
人間の舌にはそれぞれ味覚を感じる部分があります。
そして、甘さより先に塩辛さを感じます。
だから、先に食塩の塩辛さを感じて、そのあとスイカの甘さを感じると、
塩辛さのあとなので、甘さがいつもよりひきたてられてより甘く感じます。
なので、スイカは甘くはならず、甘く感じるだけです。
ちなみに、舌が感じれる味覚は、甘い、すっぱい、塩辛い、苦いの4つだけだそうです。
辛さと渋さは、舌が感じる味覚ではなく、触覚と痛覚が合わさってわかるものです。
辛さや渋さは食べてから少し遅れて感じるのは、触覚と痛覚が合わさるまで少し時間がかかるからです。
また、アメリカのビーブとワッデルという2人の学者によって、味の強さを表す方法もつくられました。
単位は「ガスト」です。コーラならば、甘さ11.2ガスト、苦さ2.2ガスト、塩辛さ1.3ガスト、すっぱさ5ガスト。
味覚の合計が50ガストを超える食品を食べると、具合悪くなります。
●k-borgさんの回答
舌が感じれる味覚は、甘い、すっぱい、塩辛い、苦いの4つだけという表記がありますが、
もう一つ、『うまみ』という味覚があるそうです。
昆布とかのダシがそれに該当するそうで、下記のページにて解説されてます。
参考 『日本うま味調味料協会』-うま味辞典-
閉鎖
なんと海外でも「UMAMI」と表記されるそうです。
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