No.051 ホクロはなぜ何のためにできる?
●Loshさんの疑問
自分は全体的にホクロが多いです。
あれは知らぬ間に不規則な場所にできます。
はっきりいって、いりません。
ホクロに意味はあるんでしょうか?
ホクロの正体はなんなんっでしょうか?
どうしたらできるんでしょうか?
3つもかたっぱしから質問してすいません。
●タングステンさんの回答
ほくろには、先天性と後天性があり、
先天性はなぜできるのかまだわかっていないが、
後天性は血豆などが日射などで黒くなったと本で読みました。(ところどころ間違いがあるかも)
また、ほくろはがんになるというが、
よっぽど紫外線に当たるか足の裏などの摩擦が多くかかるところでない限り心配は要らない。
●フレッシュワーズの回答
ホクロは、漢字で「黒子」と書きます。また、あざの意味を持つ「黶」「痣」もホクロと読みます。
ホクロは、皮膚の色素細胞系が一部の細胞に集中して増生したものです。
太陽から光を吸収しすぎないために自然にできてしまう組織で、
その組織のことをメラニン色素といいます。もちろん、メラニン色素は黒いです。
また、ホクロは良性腫瘍ですが、6mm以上のホクロで半年以内にいきなり大きくなるものは悪性です。
悪性のホクロをそのまま放置していると、メラノーマという生命に関わるガンにもなることがあります。
また、ホクロはあまり刺激を与えるといけません。良性でも、一応は腫瘍なんですから、
紫外線に当てすぎたり、摩擦を多くしたり、かみそりで切ってしまったりしたら、悪い時には悪性になります。
ホクロから太い毛が生えることがあります。
なぜかはまだ不明ですが、それをむやみに抜くと刺激を与えてしまうので危険です。
つまり、ホクロの意味は光を吸収しすぎないため。正体はメラニン色素。自然にできてしまう。
というわけです。大きなホクロがある人は要注意ですので。
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