No.104 切符の券売機の疑問
●漣也さんの疑問
この前、切符を買おうとしたとき浮かんだ疑問です。
1.切符の券売機はどのようにしてお金を理解しているのでしょうか? 当然なことですが、10円をいれれば10円と認識、100円なら〜というふうにです。これはなぜでしょう?
2.切符の券売機はなぜ同時に一杯硬貨を入れても間違えないのでしょうか。
たとえば10円玉を5枚、100円だまを1枚入れます。
だけど機械は間違えません。これはなぜでしょう?
3.何でギザ10は券売機で使えないのでしょうか。この前、入れたら出てきました。なぜでしょう? 数が多いですが、よろしくお願いします。
●ホウ化タングステンさんの回答
まず、@は重さだと思います。それぞれ違うので。
Aは一気に入れるといっても表示を見ると「10→20→30」となっていくのが見えます。
それと@を組合せれば仕組みが分かると思います。
Bはおそらく表面でも認識していて新しいヤツはつるつるのみ認識しているのだと思います。どれも防犯対策に。
●中野県さんの回答
>1.切符の券売機はどのようにしてお金を理解しているのでしょうか?
一般的な自販機の考え方を示します。
投入された硬貨の直径、厚さ、質量で1枚ごとに判断します。
高度なタイプでは穴あき硬貨のチェックや、表面に不自然な歪みがないかのチェックもしているようです。
これに合格したものだけを通過させ、残りは吐き出すようです。
>2.切符の券売機はなぜ同時に一杯硬貨を入れても間違えないのでしょうか。
前の問で、硬貨として合格した全てについて、金額を合計するため間違えないのです。
ただし、このための工夫として、硬貨を一列に並べたり、種類別に仕訳けたりするレーンがある機種もあり、
おつりは金種ごとにタンクにプールする仕組みになっているようです。
基本的に、紙幣についても縦横サイズ、印刷面の磁気インクパターンなどをスキャンして、判断しているようです。
あまり詳細な技術情報については、硬貨や紙幣の偽造につながると心配しているためか、ほとんど公開されていません。
(ここからは余談です)
ちなみに、海外の紙幣についてはアルミなど金属フィルムの貼付け、
紙幣の透明樹脂フィルム加工など、偽造対策を強化しているようですが、
現物を見るチャンスがないのでイメージできません。
一説には、材料コストと製造コストの合計額が額面を上回れば、
偽造はなくなるとのことですが、ほとんど現実的ではないようです。
●リュウさんの回答
切符の機械の事ですが、玉の大きさなどで判別しているみたいですね。
ギザ十はよく分かりませんが、ギザギザで大きさが変わってるとか…?
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