No.025 伏見稲荷大社の鳥居の数を数えよう

京都には様々な観光名所がありますが、
今回は98式シフト量産型と「伏見稲荷大社」に行ってきました。



伏見稲荷大社といえば、白狐や千本鳥居で有名です。
特に鳥居は、千本鳥居以外にも、稲荷山全体に大量に存在しており、

稲荷大社自体もその鳥居の数を把握しておりません!

インターネットで調べても、未だ数えつくした者はいないみたいで、
人がくぐれる大きさの鳥居は5千本以上」とか、 「鳥居の数は10000基あるらしい」とか、
一万を超えているそうです」とか、 「おそらく数万本はありそうです」とか、
意見はばらばら。それぐらい鳥居の数が膨大なんです。


ほほぉ・・・ならば、数えてやろうではないか( ̄ー ̄)ニヤリ



では、実験を始める前に、しっかりと下準備をしておきましょう。


1.伏見稲荷大社とは

京都市伏見区に鎮座する神社で、全国約4万社の稲荷神社の総本宮です。
和銅四年(711年)2月7日に、泰公伊呂具(はたのきみいろく)によって創建されて以来、
実に1300年の歴史を誇る神社で、現在も初詣の時期は近畿圏最多の参拝客で賑わっています。



2.実験者について

フレッシュワーズ(当サイト管理人)  (以下「FW」と表記)
京都の某大学に通う20歳の青年。理系だけど日本史が好き。
初詣でよく伏見稲荷大社に参拝しているが、
実は千本鳥居をくぐったところまでしか行ったことがない。
よって、伏見稲荷大社熟知度は5%である。

98式シフト量産型(中学の友人)  (以下「98式」と表記)
滋賀の某大学に通う20歳のおっさん。今回は何故か剃髪して登場ww
過去にも琵琶湖一周京都駅大階段ダッシュ東京都探索でお世話になっています。
ちなみに、伏見稲荷大社に来るのは全くの初めてで、伏見稲荷大社熟知度は0%。
噂で「鳥居がすごく多い」と聞いたことがある程度のレベルらしい。



3.調査日

多くの参拝客が鳥居を奉納していくため、現在も鳥居は増えています。
そして、一方では、古くなった鳥居がどんどん朽ちて、壊れています。
よって、日に日に鳥居の数は変動しているので、
今回は2010年2月21日現在での鳥居の数をカウントすることにします。



4.調査方法

鳥居の数が膨大なため、「314、315、316、・・・」と頭で数えていてはミスが起こりえます。
よって、今回は計数器(カウンタ)を使用します(`・ω・´)
(※交通調査で使うような本格的な計数器ではなく、携帯電話のアプリです)

尚、正確な計数を行うために、
原則として、FWが鳥居の右側、98式が鳥居の左側を歩き、1基ずつ丁寧に黙々と数えます。
途中でこまめに鳥居の数を記録していき、もし2人の計数器の数が合わなくなった場合、
前回記録した場所まで戻り、2人の数が合うまで何度も数え直します!



5.調査範囲

これが極めて重要ですので、よく読んでおいてください!!

実は伏見稲荷大社は稲荷山全体が神域になっており、分岐している道も多く、
一体どこまでが稲荷大社なのか、明確には分かりません( 'A`)

よって、今回は伏見稲荷大社の公式HPに掲載されている地図をベースにし、
「下の地図に描かれている参道」から見える鳥居を1つ残さず数えるということにしました。


(伏見稲荷大社公式HPより引用)

厳密な定義を記述しておくと・・・

(1)参道にある鳥居を全てカウント
(2)参道脇の摂末社やお塚にある鳥居もカウント

(3)厳密には伏見稲荷大社とは別の神社であっても、参道に隣接していたらカウント
これにより、東丸神社や神宝神社なども今回はカウントの対象となります。

(4)分岐をしばらく進んでも鳥居が見えない場合はそれ以上進まない
稲荷山の裏側(山科側)に続く細い修行道が存在していたり、
何故か伏見駅から電車で3駅離れた七条駅前に境外末社が存在していたりするのですが、
「それはもはや伏見稲荷大社ではないだろう」と2人の意見が一致したため、
この定義を設けました。これにより竹之下道や松明殿稲荷神社などはカウント対象外となります。


(5)道の先に鳥居が見える限り、分岐が明らかに参道から逸脱していても、進まなければならない
この縛りが後に私たちを苦しめることになるとは・・・



6.計数対象とする鳥居の定義

明神鳥居、神明鳥居、稲荷鳥居など、種類による区別は行いません。
また、木造、石造、竹造の鳥居などが存在しますが、材質による区別も行いません。

但し、鳥居は「神域への門」であるから、今回は、
人がくぐれるサイズの鳥居のみをカウントします。
(尚、ここで言う「人がくぐれるサイズ」とは、身長170cmの成人男子が少し頭をかがめて通れるサイズを基準とします。)


したがって、以下のようなサイズの鳥居は数に含めません!




(※鳥居の前で無礼な行動をするのは慎みましょう)

また、朽ちて壊れてしまっている鳥居も数には含めません。

その他、「これはカウントするべきか?」という微妙な鳥居があり次第、
2人で審議を行い、写真とともに本実験レポートに明記することにします。



さて、前置きが長くなりましたね。
恐らく、ここまで本気出して鳥居を数えているのは私たちぐらいでしょうw

それでは、いざ伏見稲荷大社へ!!

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